岩手 宮古最終日
例によって若干二日酔い。初日、親戚へのあいさつ回り、二日目、先祖の墓参り、最終日は観光。
先の2日間とも、山背の影響で雨模様だったものの気温は25度前後と過ごしやすかった。観光日に当てた本日は快晴。気温も高め。朝食後、日の出町に父を迎えに行く。
午前9時40分の遊覧船に乗るために少し早めに、冗談みたいに遅い観光バス浄土ヶ浜ボンネットバスに乗り込み、中の浜で時間をつぶす。美しい景色とレトロなボンネットバス、まるで全部が宮崎アニメ。
燦燦と太陽の光とマイナスイオンが降り注ぎ、鳥が鳴き、まるで小川のせせらぎのような波の音。普段はこの世の天国のようなこの場所も、震災時にはその雄大な自然が牙をむき、人が作った堤防や建物はすべて飲み込み海の中に消えていった。。。かくしてそこに残ったもの。以前と変わらない美しい自然の海。海は透明で冷たく、浄土ヶ浜特有の白い石の浜(砂浜ではなく白い石浜)。浜から見る海側の風景は30年前と何一つ変わっていないのであった。
徒歩で遊覧船乗り場へ。遊覧船は3隻あった遊覧船のうち2隻はだめになってしまったが、無傷だった1隻で営業を再開した。(岩手日報)
小さい頃遊覧船にはよく乗った記憶がある。父は初めて乗ると言っていたので、母と、従兄妹達と乗ったのだろうが、ウミネコの記憶と、いつも海水浴をする奥浄土ヶ浜と沖との位置関係がよくわからず、自分がどこにいるのかあまり理解できてなかった気がする。ポイントとしては「浄土ヶ浜に行くのに服着てる」「船に乗るのに北海道へは着かない」みたいなことで、「自分が何しているかよーわからん」みたいに考えていたんじゃないかと思う。
大人になって初めて乗る遊覧船は、懐かしさと期待が入り混じったとてもエキサイティングな経験だった。ウミネコへの餌やりは最初怖いけどコツを知るとハマるわ。あとウミネコは無表情で怖い顔してる。すごい近い距離で(顔に翼が当たるくらい!)こっちをチラチラ見てくるのでなおさら怖い。
40分の遊覧でウミネコへ餌やり、天然記念物のローソク岩、夫婦岩、毛蟹岩、潮吹穴等の海からの名所めぐり、あとは津波が壊した堤防などの痛々しく生々しい爪痕、真っ青な空に透明な海、冷たい風、最高でしたわ。
遊覧船を降りて、一度中里団地の仮設住宅へ住む伯母の元に挨拶に伺う。父子で忘れ物をしていた模様。挨拶をして昼食へ向かう。昼食をとったお店はまたもや父の従妹の店だった。
食事後に宮古の魚菜市場に立ち寄る。果物と大好きな雲丹の塩漬け、ふのり(安っ)等を購入して、私は荷物をリュックごと宅配便へ。レンタカーを返して父と別れ、従姉夫婦と家路に着く。
宮古14:00発 - 岩手県北バス - 16:10盛岡着
盛岡18:28発 - はやぶさ406号 - 20:43大宮着 従姉夫婦下車 21:08東京駅着
これにて私たちの旅は終了。しかし復興の旅はこれから、被災地に家族を持つ人間として、何か考えなければいけない。
帰りははやぶさに乗ったよ。

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